はろ~!のんちゃすです!
ワインを楽しむための検定があるのを知ってる?
最近ワインを飲み始めたけれど、もう少しワインについて知りたい!勉強してみたい!と思う人も多いと思います。
そんな方におすすめなのが「J.S.A.ワイン検定」。
駆け出しワインラバーには必修科目にしてほしい内容がたくさん詰まった検定試験です!
でも、どんな内容が出題されるの?会場の雰囲気は?難易度はどれくらい?…など不安な点はたくさんあると思います。
今回は、実際に検定試験に合格した私が、とっておきの勉強法や当日の様子も含め、ブロンズクラスにフォーカスして徹底的にレポートします!
・ワインエキスパートを受験するための一歩を踏み出したい方
・ワイン検定を受験する予定がある方
ワイン検定とは
ワインに関する資格は複数ありますが、その中でJ.S.A.ワイン検定は、ワインの普及を目的として日本ソムリエ協会が主催している検定試験です。
検定の種類は2種類あって、ブロンズクラスとシルバークラスがあります。
それぞれ検定の難易度と目的が異なります。
ブロンズクラス
入門編としてご家庭でワインを楽しく飲んでいただける知識を習得します。
シルバークラス
レストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
そしてこの試験に合格すると、各クラスの認定カードと認定バッジがもらえます。
認定バッジのデザインかわいいよね~!
こういうのがあるとモチベーションになるし、ちょっと自慢できるよね(笑)
概要
日程
・3月11日、12日、15日 終了
・8月31日、9月2日、3日
ブロンズクラスの検定試験は年に2回3日間ずつ行われています。
なお、シルバークラスの検定試験は11月頃に行われ、年に1回しか行われません。
受験資格
ブロンズクラスの検定試験は20歳以上なら誰でも受験可能!
シルバークラスの検定試験の受験にはブロンズクラスに合格している必要があるので、シルバークラスの受験を目指す方は、まずブロンズクラスを受験しましょう。
料金
11,000円(テキスト含む)
9,020円(テキストをもっている方)
申し込みをすると、1週間以内にテキストが発送されます。
前もってテキストを読んで勉強したい方は、テキストだけを取り寄せることも可能です。
一般社団法人 日本ソムリエ協会 ECサイト / ワイン検定テキスト ブロンズクラス (sommelier.jp)
受験会場
全国に何カ所も会場があります。
私が受験した場所は、ワイン販売をしているカフェのイベントスペースでした。
試験後にカフェのワイン販売ブースでショッピングもでき、なんだか得した気分♪
当然ですが、会場によって講師が異なります。講師の方のプロフィールを見て決めても面白そうですよね。
講師の方は、ワインエキスパート資格を持っている人たちなんだけど、チーズプロフェッショナルとか別の資格を持っている人もいるよ!
会場によっては終了後にワイン会を開催しているところもあるようです。下調べして好みの会場を選びましょう!
合格ライン
7割が合格ラインです。問題数は50問なので35点で合格です。
難易度はそれほど高くなく、9割の人が合格できるといわれています。
とはいえ、当日丸腰で合格できるかといわれると難しいと私は思います。
私は48点だったよ!満点目指してたから悔しいけど…
ワインソムリエ・エキスパートを受けたいと思っている人は満点目指したいよな
出題内容
「家庭でワインを楽しめるように」という目的の通り、ワインの基礎や楽しむための知識にフォーカスした内容になっています。
3択形式の問題で、テイスティングなどの実技試験はありません。
大まかに内容を勝手にジャンル分けすると、
- ワイン概論(歴史、ブドウ栽培、醸造方法 等)
- ブドウ品種
- ワインに関する基礎知識(ボトルやラベルについて、ワインの種類、ワインの扱い方 等)
- 味わうことに関する知識(テイスティング、料理との相性、チーズ 等)
という感じです。
この中でも特に、ブドウ品種に関するものは出題率が高い傾向にあります。
ワインを楽しむにも「1に品種、2に品種」!
基本の内容だな。
勉強方法
とにかくテキストを覚えることに集中!
暗記が苦手な私がやった勉強法を紹介するよ!
まずは1回テキストを読む
テキストが届いたら、まずは1周読んでみましょう。
ワイン好きであれば、興味を引く内容ばかりでまったく苦にならない内容だと思います。ワイン雑誌のような感覚で読めます。
何なら片手にワインを用意して、リラックスしながら1度目を通してください!
キーワード書き出し
覚えるのが得意な人は何度か読むだけで内容が頭に入るかもしれません。(私は無理です…)
私と同じく暗記が苦手な人は、とにかくアウトプットしましょう!
まずは、裏紙でも良いので、なにか紙を用意します。
テキストを読みながら、「大切だな~」と思うところを書き出していきます。
きれいにまとめようとか、後で見やすいようにとかは考えなくていいです。
ワイン…原料ブドウ 糖分+酵母菌⇒アルコール+炭酸ガス
水分85%、アルコール15%以下
このように、簡単に言葉を並べただけのようなかたちでも良いです。
ただし、ある程度本文の意味をくみ取った書き方をします。
原料ブドウ 糖分 酵母菌 アルコール 炭酸ガス
水分85% アルコール15%以下
単語を並べただけだと、読みながら手の運動をしているのと変わらないので注意してくださいね。
書きながら”考えて”読むことで内容の入り方が全然違います!
ブドウ品種は単語帳で
ブドウ品種は読んだだけでは覚えきれないので、単語帳などで繰り返し頭に叩き込むのがおすすめ。
テキストには全28種載っています。その中で、私が単語帳で押さえた内容は主に次の4つです。
(例)ピノ・グリ…果皮が灰色を帯びた赤紫色
(例)カベルネ・ソーヴィニヨン…原産地は仏・ボルドー
(例)甲州…2010年に「国際ぶどう・ぶどう酒機構(O.I.V)」のリストに登録
(例)ガメイ…ボージョレ・ヌーボーが造られる品種
問題を解く
これまでワイン検定の問題集は無かったため、練習問題を解きたい場合はワインソムリエ・エキスパートの問題集をさらう必要がありました。
ワイン検定のテキストの知識でソムリエの問題集を解くのって、まったく面白くない!全然解けないので!(笑)
でも、ついに最近問題集ができたようです!とてもありがたい…
Amazon.co.jp: ワイン検定対策問題集(ブロンズクラス): 2022~2023年最新版 eBook : 井原大賀: 本
電子書籍で出版されているので、通勤中の電車の中やお昼休みなどのスキマ時間を利用して問題を解くことができます。
正答率の低い分野はもう一度テキストをさらってみましょう。
これだけやればもう合格間違いなしです!!!
実際の当日の様子
私の受験した会場は8人しかいませんでした。会場によって人数のムラはありそうですね。
ワインを販売しているカフェの2階にあるイベントスペースで講義・試験を行いました。
当日のスケジュールはこんな感じです。
15:50~16:00 休憩
16:00~16:40 検定試験
講習会
前半でも書いた通り、講師の方はワインエキスパートの資格を持っている方です。
難しい試験を超えてきた方々なので、ポイントもうまくおさえてくれています。私の会場の講師の方は自作の資料をくれました!
試験前にポイントをおさらいできたので助かりました。
ただ、薄いテキストとはいえ、90分では全然足りない感じがしました。駆け足で詰め込みの講義になっていました…
検定試験
試験に使える筆記用具は鉛筆、シャーペン、ボールペン、消しゴムです。
もちろんテキストは机の上に出しておくことはできません。
試験時間は40分ですが、勉強をきちんとしていた方なら40分も試験時間はいりません。
10~15分で一通り問題を解き、5~10分で見直し等を十分にできます。
試験終了後は終わった人から退室できる形式でした。
試験の問題や解答用紙は持ち帰り不可でした。
検定試験後
20~30分程度待ったところで、結果発表が行われました。
なんと全員合格でした!
採点は講師の方がやってくれるので、人数が少ない会場はその日中に結果が分かるかもしれませんね。
認定カードとバッジは、試験終了後2~3週間後に自宅に届きました!
まとめ
いかがでしたか?今回はワイン検定ブロンズクラスについて、実際に受験した様子をレポートしてみました。
ワインエキスパート試験を受けるのはかなりハードルが高いですが、ワイン検定は気軽に受験ができます。
受験することで、ワインを楽しむ際の最低限の知識が身につき、ワインを飲むのがさらに楽しくなります。
勉強するボリュームも多くはないので、積極的にチャレンジしてみてください!
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